【FX初心者向け解説】フルレバレッジでの1分足スキャルピング手法。メリットとデメリットとは

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1分足のスキャルピングでコツコツ稼ぐ。

前回の記事『適正な損切り幅(pips)の決め方』では、許容損失額を総資金額の1%とする場合、適正な損切り幅pips

損切り幅適正pips

の不等式で表され、フルレバレッジ(25倍)でトレードする場合には、現状のレート水準での適正な損切り幅は

120/25=4.8pips

と、結構狭い損切り幅pipsになる、ということをお話しました。

そして、5pipsという損切り幅で実効できるトレード手法は、1分足でのスキャルピングに限られる、とも言いました。

では、1分足でのスキャルピングとはどのような手法なのでしょうか。


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スキャルピングとはどのような手法?

スキャルピングとは、英語で表すと「Scalping」で、元々は「頭皮を剥ぐ」という少々グロい意味です。

アメリカ先住民のインディアンに、敵の頭皮を薄く剥ぎ取る慣習があり、この行為をスキャルピングと呼んでいました。

トレードにおいて、スキャルピングとは、「頭皮を剥ぐように」薄い利益を積み重ねていく手法のことです。

スイングトレードのように、50pipsの損切り幅で100pipsや200pipsを狙うのではなく、

スキャルピングでは、数pipsの損切り幅で、数pipsの利益を狙っていきます。

ポジションを持つ時間も、短時間です。

平均するとだいたい数分、長くて30分、短いと数秒、ということもあります。

このように超短期間で注文→決済を繰り返すので、見るチャートは基本的には1分足チャートとなります。

1回あたりの利益は小さくても、Entryの回数を数多くこなし、目標の利益を達成していくのがスキャルピングです。

 

現状のレート水準において、フルレバレッジで許される損切り幅は5pipsが目安ですから、リスクリワードレシオを1:2とすれば、狙うべき利幅は10pipsとなります。

私の場合は、リスクリワードレシオは1:1でOKと思っていますから、損切り幅を5pipsにした場合、含み益が5pipsになった時点で利確してしまいます。もちろん、伸びそうなくらい勢いがある場合は、さらに利益を伸ばしていきますが。

 

このように、1分足スキャルピングとは、5pips程度の狭い損切り幅で薄く利益を取っていき、利益を積み重ねていく手法ということが出来ます。

スキャルピングの具体的な手法については今後少しずつシェアしていきますが、

フルレバレッジでFXをやるなら、スキャルピング以外には無理

ということを明確に把握する必要があると思います。

許容損失額を総資金額の1%にした場合、フルレバレッジでの損切り幅は5pipsです。

損切り幅5pipsで行えるFXのトレード手法はスキャルピングの他に無く、長い時間足で行う他の手法では損切り幅が大きくなり、許容損失額を大幅にオーバーしてしまい、結果として破産リスクが高くなるからです。


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スキャルピングのメリット・デメリット

スキャルピングとはなにか?についてだいたい理解していただいたところで、スキャルピングのメリット・デメリットについてお話します。

スキャルピングのメリット

スキャルピングのメリットとしては、

  • 1回あたりの損失額を小さく抑えることが出来る
  • 短時間で決済するので、翌日にポジションを持ち越さない
  • 複利効果を最大限に享受出来る

という3点が挙げられます。

スキャルピングの一番のメリットは、

1回あたりの損失額を低く抑えられること

です。

このメリットがあるからこそ、フルレバレッジが持つ「1回あたりの損失額が総資金額に占める割合が大きくなる」という欠点を抑えながら、フルレバレッジの「少ない元手で、大きな利益を狙える」という恩恵を受けることが出来るわけです。

ポジションを持つ時間が短いので、ポジションが塩漬けにならない、という点もメリットの1つかも知れません。

私のような小心者の場合、ポジションを持って一晩夜を明かすなど考えられない! ので、ポジションをすぐに決済するスキャルピングは本当に気が楽です。気の小さい方にはおすすめです。

また、セコい手法と思われがちなスキャルピングですが、複利効果を最大限に享受する方法であることは間違いありません。

スキャルピングの複利効果について、1つ例を出します。50万円の元手で、10枚でトレードしているとします。

Aさんは、スキャルピングの手法で、1日20pipsずつコツコツ利益を出しています。一方、Bさんはスイングトレードでだいたい5日で100pips獲ることを目標にしています。

両者とも、5日後のpips損益は100pipsで同じですね。しかし、利益はAさんの方が大きくなります。

なぜか分かるでしょうか?

それは、Aさんは途中でトレード枚数を増やせるからです。Aさんの1日目~5日目までの収支を見てみましょう。

■ 1日目 10枚×10,000ドル×20pips/100=20,000円
■ 2日目 10枚×10,000ドル×20pips/100=20,000円(累積利益40,000円)
■ 3日目 10枚×10,000ドル×20pips/100=20,000円(累積利益60,000円 → 1枚追加可能)
■ 4日目 11枚×10,000ドル×20pips/100=22,000円(累積利益82,000円)
■ 5日目 11枚×10,000ドル×20pips/100=22,000円(累積利益104,000円)

Aさんはスキャルピングをしていて資金がポジションに拘束されないため、3日目が終わった時点で、枚数を増やせるのです。

一方、Bさんはスイングトレードなので資金がポジションに拘束されているため、含み益が50,000円を超えたとしても、枚数を増やせません。

結果、Bさんの利益は、10枚×10,000ドル×100pips/100=100,000円 となります。

同じpips損益でも、Aさんの方が4,000円多く利益を出すことが可能なわけです。

5日間で4,000円程度の差となりますから、1ヶ月・1年と時間が経つにつれて両者の差は大きくなります。

これが、スキャルピングの複利効果です。

スキャルピングのデメリット

次に、スキャルピングのデメリットをお話します。

スキャルピングのデメリットは、

  • スプレッドがかさむ
  • チャートを見る時間が増える

という2点です。

スキャルピングでは、1回当たりの利益幅が小さく、スプレッドの占める割合が大きくなりますし、トレード回数が多いですから、スプレッドを支払う回数も多くなります。結果として、FX業者に支払うスプレッドの総額はスイングトレードなどと比べてとても大きくなります。

上のAさんとBさんの例で、Aさんは平均して毎日20トレードで目標である20pipsを獲っているとします。このとき、スプレッドを0.3銭とすると、Aさんが毎日FX業者に支払っているスプレッドは、0.3pips×20トレード=6.0pipsとなります。

5日間では、Aさんは実に30pips分もスプレッドを支払うことになります。

一方、スイングトレードをしているBさんは、5日間で3回のトレードをしたとします。Bさんが支払ったスプレッドは、0.3pips×3トレード=0.9pipsとなります。

上で、スキャルピングの複利効果というメリットを挙げましたが、その効果を享受するためにはAさんはBさんよりも多くトレードで勝って、pipsを稼がないといけないわけです。

この点がスキャルピングの一番大きなデメリットです。

また、スキャルピングは、数分間で決済しますから、ポジションを持つ前→ポジションを決済するまで、チャートを常に監視していないといけません。

上級者で勝っているトレーダーになれば、1時間程度で20pipsくらいなら獲れるのかもしれませんが、初級者はそうはいきません。

いろいろとミスをしますから、目標である20pipsを獲るのに上手くいって短くても2時間、長いと半日とか1日とか時間がかかります。

お仕事が忙しく帰宅するのは毎日深夜!という場合には、スキャルピングで稼ぐのは厳しいのが実情です。

その点、スイングトレードは、Entryの時だけチャートを見て、ポジションを持っている最中はたまに含み損益をチェックするだけで、ずーっとチャートを見る必要はありません。忙しい会社員向けのトレード手法と言えると思います。

とはいえ、「毎日かならず利益で終わる!利益が出るまでやめない!」という感じでトレードをしないのであれば、空き時間が少ない方でもスキャルピングは出来ますから、スプレッドに比べたら小さなデメリットだと考えられます。

・・・と、ここまでスキャルピングについてお話してきましたが、随所に「目標20pips」というワードが出て来たと思います。

「昨日、スイングトレードで150pips獲ったわー」

というようなダイナミックさと比べると、

「20pipsって・・・ショボくね???笑」

となるかもしれません。

が、

決してショボくありません。

1日20pips獲れれば、億万長者。

1日20pipsがショボいと思うのは、おそらくFXでの収支シミュレーションをしたことがないからです。

結論から言えば、

1日平均して20pipsコンスタントに獲ることが出来たら、1年後には億万長者です。

これは、先程説明したスキャルピングの複利効果によるものです。

このシミュレーションについては、次回ご説明します。


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