【FX初心者向け解説】利益・損失の額は取引する枚数(ドルの量)によって決まる

FXブログ

 

誰も望んでいないのに突如として始まった、FXネタシリーズ。

最初の記事では、「FXとは?」について解説しました。

今回は、結構重要なポイントである、

「FXの利益・損失の額は、取引する枚数によって決まる」

という点について取り上げたいと思います。

その前に、前回のおさらい。

FXトレードでは、レバレッジという仕組みによって、一定の証拠金を入金すれば、最大25倍の金額の取引が出来るのでした。

例えば、1ドル=120円のとき、レバレッジ25倍で必要な取引証拠金は、

10,000ドル × 120円 ÷ 25倍 = 48,000円

となります。

同じ1枚(1万通貨)の取引でも、入金している証拠金の額によってレバレッジが異なってきます。

分かりやすく、1ドル=100円とすると、1万ドル(1枚)の取引をする場合の証拠金とレバレッジの関係は、

■ 証拠金が100万円の場合・・・レバレッジ=1倍(100万円÷100万円=1)
■ 証拠金が50万円の場合・・・・レバレッジ=2倍(100万円÷50万円=2)
■ 証拠金が25万円の場合・・・・レバレッジ=4倍(100万円÷25万円=4)
■ 証拠金が10万円の場合・・・・レバレッジ=10倍(100万円÷10万円=10)
■ 証拠金が4万円の場合・・・・・レバレッジ=25倍(100万円÷4万円=25)
のようになります。

このレバレッジは、トレーダーが決めたり指定するものではなく、

入金した証拠金と取引する枚数によって自動的に決まるものです。

例えば、1ドル=100円のときに、10万円の証拠金を入金して2枚の取引をする場合、レバレッジは、

20,000ドル(2枚) × 100円 ÷ 10万円=20倍

となります。8万円なら、法規制ギリギリラインの25倍になりますし、100万円なら2倍となります。


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利益・損失の額は取引枚数に依存する

さて、レバレッジについてだいたいイメージが掴めたところで、話を戻します。

「FXの利益・損失の額は、取引する枚数によって決まる」

ということが重要、ということです。

証拠金の額や、レバレッジは、発生する利益・損失の額には関係しないのです。

レバレッジが高い = リスクが高い!!!危険!!!

というイメージを持たれているかもしれませんが、

レバレッジ自体は、利益・損失の額には関係しません。

利益・損失の額は、トレードする枚数によって決まるからです。

 

例えば、上記の例ですと、1万ドル(1枚)を買っていますよね。

1万ドルを買った時点で、1ドル=100円だったとします。それが、5分後に1ドル=99円になったとします(実際には5分間でこんなに為替レートは動きませんが)。

1万ドルを買った時点では、1万ドルには100万円の価値があったのに、為替レートが円高になってしまったので、5分後の時点では1万ドルには99万円の価値しかなくなってしまいました。

この場合、100万円-99万円=1万円の損失が発生していることになります。

そして、この1万円の損失の額は、証拠金がいくらであろうと、同じ額であるということです。100万円の証拠金で取引していても1万円の損失。4万円の証拠金で取引していても、1万円の損失ということです。損失だけでなく、利益にも同じことが言えます。

 

このように、

FXトレードで発生する利益・損失の額というのは、証拠金の額やレバレッジの大小には関係なく、

もっぱら取引する枚数に依存するということです。

 

なんとなく、ハイレバレッジ=ハイリスクというイメージから、

「レバレッジが高いと、損失も大きくなる」

という間違ったイメージを持ってしまいますが、決してそんなことは無いということですね。

 

では、レバレッジは高ければ高いほど良いのでしょうか?


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レバレッジが大きいと、損失額の総資金に占める割合が高まる

ここまでで、100万円の証拠金(レバレッジ1倍)で1枚(1万ドル)の取引をしても、4万円の証拠金(レバレッジ25倍)で1枚の取引をしても、1円(100銭:100pips)動いたときの損失の額は、1万円であることが理解出来たと思います。

挙げた例では、損失の場合を想定していますが、利益の場合でも同じです。

1枚で取引すれば、1円(100銭)動いたら、証拠金100万円でも4万円でも、ともに1万円の利益となります。

こう書くと、少ない元手で利益を出せた方が得だ!!と思いますよね。

上の例でいえば、4万円が5万円になるのと、100万円が101万円になるの、どちらが嬉しいですか?

と聞かれたら、誰しも前者(4万円→5万円)と答えると思います。

少ない元手で、大きな利益を狙えるのがハイレバレッジの利点です。

 

しかし、この利点を裏返すと、欠点にもなります。

為替が1円逆行して損失になったとします。1枚でトレードしていれば、損失額は1万円です。

この場合、4万円(レバレッジ25倍)でトレードしていたら、4万円が3万円になり、

100万円(レバレッジ1倍)でトレードしていたら、100万円が99万円になるわけですね。

どちらがダメージ大きいですか?

言うまでもなく、4万円→3万円ですよね。

損失額の総資金額に占める割合は、レバレッジ1倍の場合にはたったの1%であるのに対し、

レバレッジ25倍の場合には25%にもなります。

 

つまり、

レバレッジが大きいと、損失額の総資金額に占める割合(ダメージの度合)が大きくなる

ということです。

損失額の総資金額に占める割合が大きいと、破産する可能性が高まります。

100万円で1枚のトレードするのと、4万円でトレードするのと、どちらが資金がなくなる可能性が高いですか?

と聞かれたら、答えは明白ですよね。つまり、そういうことです。

 

大きいレバレッジは、

■少ない元手で利益を得ることが出来る という利点

■ 損失額が総資金額に占める割合が高くなる という欠点

があるということです。

そこで、ハイレバレッジのメリットを享受しながら、破産せずにトレードを続け利益を出していくのに必要なものが、

「資金管理」

と言われています。

次回は、このFXにおける資金管理についてお話します。

 

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