関電が再値上げの見込。値上げはいつから?

関西電力本社が再値上げ

関西電力が再値上げ。いつから?(写真:関西電力本社ビル)

3.11以来、全国の原発は安全性が担保されていないとして、ほぼすべての原発が稼働していません。

その間、各電力会社は主に火力発電で電力を供給しているわけですが、燃料価格の上昇や円安による影響で、燃料コストがかさんでいるようです。

この状態は、福島原発で事故を起こした東電だけでなく、全国各電力会社も同様。

関西電力も、このような状況の中、4期連続の赤字決算になる見通しです。

(上記画像引用元:”KEPCO-bldg-01” by J o – Photo taken by J o.. Licensed under CC BY-SA 3.0 via Wikimedia Commons.)

関電は既に2013年5月に、家庭用電気料金を約10%値上げしていますが、さらに再び値上げをしたい考えのようです。

それを伝えるのがこちらのニュース

以下、Yahoo!ニュースより一部引用します。

関西電力は6日、電気料金の再値上げを政府に申請する方向で検討に入った。関電は今年3月期に3期連続の赤字となり、資本が大幅に目減りしていた。・・・(中略)・・・原発の全停止が長引き、代替する火力発電の燃料費がかさんだのを受け、関電は2013年5月に33年ぶりの抜本値上げに踏み切り、家庭用電気料金を平均9.75%上げた。・・・15年3月期の連結最終(当期)損益は4期連続の赤字となる可能性が高まっている。

電力会社は、公共性が高い企業とはいえ、民間企業ですから、その事業目的は営利の追及です。

4期連続赤字ともなれば、民間企業としては完全に黄色信号。株主の利益も考えれば、利益を確保するために値上げをせざるを得ないのでしょう。


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関電の値上げはいつから?どれくらい上がる?

再び家庭用電気料金の値上げをしたい考えの関西電力ですが、いつからどれくらい電気料金が値上がりするのでしょうか?

電力会社が電気料金を値上げするためには、国への申請を行い、認可を受ける必要があります。

まだこの申請を関電はしていませんが、近々行う予定のようです。

上で紹介したYahoo!ニュースを信頼するとすれば、関電の再値上げ

  • 最短で2015年4月から
  • 10%程度の値上げ

となるようです。

3.11の前の電気料金と比べれば、約20%の値上がりですから、庶民にとっては大問題です。

この流れは、関電だけでなく、他の各電力会社にも及ぶと考えられます。

では、電力会社が値上げをしないで済むためにはどのような状況になればいいのでしょうか?


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値上げ回避には、原発の再稼が必須

3.11大震災以降、原発稼働の安全性を担保するための審査が各原発で行われており、それがまだ終了していないために、全国の原発はまだ再稼働できないでいます。

そして、火力発電よりも(短期的には)安いコストで電力を供給できる原子力発電を利用できない電力会社は、火力発電に頼らざるを得ず、その結果、燃料コストが増大して、企業の利益を圧迫している状態です。

企業の利益を出すために、各電力会社は、リストラクチャリングを含めたコスト圧縮を既に行っていると思いますが、その効果も限界。

利益を確保するためには、原子力発電所の再稼働による燃料コストの圧縮が必要不可欠という状況です。

ですから、私たちの家庭用電気料金の値上げが嫌だ!というのなら、原発の再稼働が必須というわけですね。

「庶民の生活を苦しませるな!」

「原発再稼働反対!原発ゼロ!」

という某政党の主張は、電気料金についてだけみれば、両立は絶対にしないわけです。

 

今回の衆院選では、あまり争点になっていませんが、原発稼働の問題は、もっと議論すべきです。

あなたは原発再稼働について、どう思いますか?

 

さて、原発ゼロ論者の主張として、

「今も、稼働している原発はほぼゼロだけど、十分にやって行けているじゃないか!原発ゼロでも良い証拠だ!」

というものがあります。

しかし、今原発ゼロでやって行けているのは、各電力会社が赤字を垂れ流しているからであり、

電力会社も民間企業である以上、事業を継続させて利益を出すことが第一目的ですから、必ず値上げを繰り返して行きます。

値上げのペースが10%程度で済んでいるのは、近い将来、原発を再稼働出来るという見込があるからです。

それまでは赤字でも耐えよう、という考えだからです。

ここで、「やっぱり原発ゼロね!電力会社は頑張って!」と国が言ったらどうでしょうか。

原発稼働の見込が消えた以上、各電力会社は継続企業の前提を守るため、値上げを躊躇しないでしょう。

結果として、家庭用電気料金は、2,3倍にはなるのではないでしょうか。

 

ですから、

「原発は嫌だけど、電気料金はこのままじゃないと嫌だ!」

という要望は通りません。

 

「原発の危険性は分かっているけど、電気料金は低く保ってほしいから、原発稼働してほしい」

もしくは

「原発の危険性には耐えられないから、電気料金2,3倍でもいいよ」

のどちらかの主張が、現実的と言えるのではないでしょうか。

あなたはどう思われますか?


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