ペイントのトリミングでサイズ指定して正確に画像を切り抜く方法

違う、そうじゃない

Windows10付属の「ペイント」を使っていると、こうツッコミを入れたくなることってないですか?

たとえば、希望したサイズに画像をトリミングしたいケースなんかがそうです。

トリミングの範囲を微調整したい!と思ったとき、

「選択」をクリックして範囲をマウスのドラッグで指定する

指定範囲の一辺にマウスを合わせてを動かす

とやっても、上手くいきません。こんな風に、とっても残念な感じになります。↓

ペイントで範囲指定したあとにサイズ変更

選択範囲を右クリック→サイズ変更でも同じ結果です

では、ペイントではトリミング範囲のサイズ指定は出来ないのか?といえば、決してそんなことはありません。

普通のおおざっぱなトリミングに比べてちょっとだけ手間はかかりますが、可能です。

ということでこの記事では、ペイントでサイズ指定して正確にトリミングする方法についてお話ししたいと思います。

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ペイントで希望のサイズにトリミングする手順

ではさっそくやり方を具体的に見ていきましょう。

おおまかな流れは次のとおりです。

  1. 選択ツールでおおまかにトリミングする
    ← 希望サイズよりも縦横ともに大きく
  2. 必要に応じて画像を回転させる
  3. 「イメージのプロパティ」で幅と高さの数値を調整する

こう見るとちょっと面倒に感じてしまうかもしれませんが、慣れるとパパっと素早く出来るようになるはずです。

また、ショートカットキーを使えばさらに早くできると思います。

では、手順を順番にご説明していきます。

ちょっと大きめにトリミングする

↓の星空とテントの画像をサンプルとして使うことにします(横1,000 × 縦662px)。

トリミングしたあとの画像が、右下あたりにあるテントを含むような横600px × 縦400pxの範囲になるように、画像の切り抜きとサイズ調整をしていきます。

まずは、想定するサイズ(600 × 400px)よりも大きくなるように大ざっぱにトリミングしてしまいます。

画面上部のメニューで「ホーム」タブを選択した状態でペイントで選択範囲指定する方法をクリックしたら、いつも通りマウスでドラッグしてトリミングの範囲指定をします。

このとき、画面下部に「661 × 440px」のように選択範囲の大きさが表示されますので、これを見ながらドラッグするとやりやすいと思います。

ペイントの選択範囲のサイズ(縦横のpx数)を確認する方法

600 × 400px より広い範囲を選択します

選択範囲が指定できたらペイントのトリミングボタンをクリックすれば「大ざっぱトリミング」の完了です。

ちなみに、このトリミングのタイミングで希望のサイズ(600 × 400px)に調整しちゃえばいいじゃんというツッコミはごもっともなのですが、マウスの位置の微調整が難しいのでかなりの時間がかかってしまうと思います。

上手くいかないとイライラしますし。

ちなみに

ペイントのルーラーを便利に使う方法画像のように作業エリアの上端・左端にpx定規を表示させておくと、トリミングやサイズ変更などをする際にやりやすくなります。
ペイントにルーラーを表示させる方法

ペイントの「表示」タブにある「ルーラー」にチェックを入れると表示されます。

「イメージのプロパティ」で高さと幅を調整する

次に、おおまかにトリミングした画像を削って、希望のサイズ(600 × 400px)にしていきます。

ペイントで画像サイズの微調整をする方法今回の例では、テントの部分はそのまま残したいので「上側と左側」から削ってサイズ調整していきます。

このためには、

  1. 画像を回転・反転させる
  2. 「イメージのプロパティ」で画像を削る
  3. 回転・反転を元に戻す

という手順を踏めばOKです。

まずは「イメージのプロパティ」を使ったサイズ調整ってどんな感じなのかについて簡単に見ておきたいと思います。

イメージのプロパティでは、画像の右側・下側が削られる

ペイントの画像サイズ変更ボタン

サイズ変更は「拡大・縮小」

画像サイズの調整の際には「サイズ変更」の機能を使うことが多いですが、コレとはまた少し違います。

サイズ変更は拡大・縮小でサイズを調整するので、画像の一部が欠けたり余白が加わったりすることはありません。

一方、「イメージのプロパティ」を使うサイズ調整では、画像の右端と下端で削られたり余白がついたりします。

ペイントのイメージのプロパティウィンドウ

数値を入力してサイズ指定します

イメージのプロパティは、画面左上でファイルプロパティ(E)と選択していけば開けます。ショートカットキー(Ctrl + E)でもOKです。

ウィンドウの下の方にある「幅(W)」と「高さ(H)」の欄に数字を入れると、画像の横幅と高さが変更されます。

コレを使って実際に横幅と高さを削っている様子がこちらです。↓

ペイントのイメージのプロパティでサイズ調整する方法

上の例では、600 × 500pxの画像を500 × 400pxに削っています。青色の部分が右端と下端から削られているのが分かると思います。

「イメージのプロパティ」を使うとこんな感じで画像のサイズ調整ができるということです。

※ 元のpx数よりも大きい数値を幅・高さに入れると、余白が右端・下端に追加されます。

上側・左側から削りたいときは画像を回転させる

上のGIFのように、イメージのプロパティで画像サイズを指定すると右端・下端で調整されます。

なので、左側・上側から画像を削ってサイズ調整したいときには、180°画像を回転させないとダメです。

ペイントで画像を回転させる方法180°回転させるには、ホームタブで回転 → 180度回転(T)とクリックすればOK。

または、Alt → H → RO → T のショートカットでもいけます。

サンプルの星空とテントの画像を600 × 400pxのサイズにしてみた様子がこちらです。↓

ペイントで左側・上側からトリミングする方法

わりと素早くできます。

このように、

  1. Alt → H → RO → Tで180度回転
  2. Ctrl + Eでイメージのプロパティを呼び出してpx数を指定
  3. ふたたび180度回転して元に戻す

の手順で 回転 → 端から削る を行えば、思い通りのサイズに画像をトリミングすることが出来ます。

「右端・下端」と「左端・上端」の両方から画像を削りたいときには、回転 → 削る という作業を繰り返してだんだんと想定するサイズに近づけていく、というイメージで私はやっています。

縦横比が多少変わってもOKならサイズ変更もアリ

画像の縦横比(アスペクト比)にそこまでシビアにこだわらない場合には、

  1. ある程度きちんとトリミングして想定サイズに近づける
  2. サイズ変更で「縦横比を維持する(M)」のチェックを外してサイズ指定する

という手順で、無理やり希望のサイズにしてしまう方が早いと思います。

状況に応じて使い分けるとよいかもしれません。

サイズ変更・トリミング関連のショートカットキー

WordやExcelと同様、ペイントでもショートカットキーを使うと作業がかなり効率化すると感じます。

ということで、画像のサイズ調整絡みのショートカットキーをここでまとめてみます。

画像のサイズ変更のショートカットキー

Ctrl

+

W

画像を拡大・縮小させる「サイズ変更」は、Ctrl + W でウィンドウを呼び出せます。

ウィンドウを開いたあとはTabキーや矢印キー(←,→)で項目を移動していけば、マウスを使わないでもサイズ変更が可能です。

また、「縦横比を維持する(M)」のチェックのON/OFFは、Alt + M で切り替えられます。

Alt

+

M

「イメージのプロパティ」のショートカットキー

Ctrl

+

E

今回取り上げました「イメージのプロパティ」は、Ctrl + E 又は Alt → F → E で呼び出せます。

幅(W) と 高さ(H) の入力欄はTabキーで移動できます。

Tabで高さ(H)入力欄に移動、移動したあとはShift + Tabで左の幅(W)入力欄に戻る、という感じです。

数値を入力したらEnterキーを押せば完了します。

画像の回転のショートカットキー

Alt

H

R
O

T

画像の回転に関しては、ショートカットキーが長いのでマウスを使ったほうがもしかしたら早いかもしれません。

最後に押すキーで「どのように回転するか?」が変わってきます。

たぶん、

  • R:Right(右に90度回転)
  • L:Left(左に90度回転)
  • T:Turn(180度回転)
  • V:Vertical(上下反転)
  • H:Horizontal(左右反転)

のように、頭文字と対応しているんだと思います。

余談ですが、Alt → H → RO のHとROは、H:Home、RO:Rotation の頭文字だと思われます。

これを参考にすればショートカットキーが覚えやすいかもしれません。

(参考)「名前を付けて保存」のショートカットキー

今回の件とは直接関係ありませんが、ペイントで画像編集するときって、上書き保存だけでなく「名前を付けて保存」も多用するのではと思います。

これについてもショートカットキーを使うと素早く別名保存できます。

「名前を付けて保存」のショートカットキーは、

Alt

F

A

又は

F12

です。

おそらくF12のほうが早いですが、手元をホームポジションから動かさずに押せるのは Alt → F → A の方だと思います(私はAlt → F → A を使っています)。

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まとめ

ペイントにこだわらなければ、もっと簡単に希望のサイズまでトリミングできるソフトはあるはずです。

でも、ペイントって起動が超速ですし動作がメチャクチャ軽いんで、なんだかんだ言って頻繁につかいますよね。

いままでペイントのトリミングに関して不満を感じていた場合には、ぜひこの記事の内容を参考にしてみてください。

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