ココストアが無くなる?ローソンが買収の見通し。その理由や背景は?

ココストア買収

ローソンがココストアを買収。コンビニ業界の再編が加速。

ファミリーマートがサークルKサンクスの親会社のユニーグループ・ホールディングスと経営統合することで、

「サークルKサンクスがファミリーマートになる!」

「サークルKサンクスが無くなる!」

とつい先日に話題になりましたが、今度はローソンが仕掛けるようです。

ローソンが、東海地方中堅コンビニのココストアを買収する方針であることが明らかになりました。

それを伝えるのが、こちらのニュース↓(一部引用。引用元:Yahoo!ニュース

コンビニ国内2位のローソンが、東海地方中心の中堅ココストアを買収する交渉に入った。

・・・中略・・・

12日、複数の関係者が交渉入りを認めた。ローソンが買収に乗り出すのは規模拡大で後れを取らないためだ。2月時点の店数は1万2276店。売上高首位セブン―イレブンの1万7491店、ファミマとサークルKサンクスの計1万7681店を下回る。

ココストアは、私のような関東の人間にはあまり馴染みのないコンビニでしたので、ココストアについて少しリサーチしてみました。

【上記画像引用元:By Nkanplain (Own work) [GFDL or CC BY-SA 3.0], via Wikimedia Commons


スポンサード・リンク




ココストアの店舗数などの詳細情報

Wikipediaでは、コンビニエンスストア「ココストア」について、以下のように記載されています。

ココストア (Cocostore) は、日本のコンビニエンスストアチェーン。

中部地方及び近畿地方を中心に展開する株式会社ココストア(本部)、関東地方や南東北、及び沖縄県に展開する株式会社ココストアイースト、そして九州地方に展開する株式会社ココストアウエストの3社によるコンビニエンスストアチェーンである。

セブン-イレブンより先に1号店をオープンさせた、現存する中では最古のコンビニエンスストアチェーン。

ココストアって、日本で最古のコンビニエンスストアチェーンなんですね。

てっきりセブン-イレブンが一番古いコンビニだと思っていたので、意外でした。

ココストアは、日本のコンビニの草分け的存在、と言えるかもしれません。

ココストアの都道府県別店舗数

ココストアは東海地方を中心とするコンビニチェーンですから、東京や大阪の人にはあまり馴染みが無いかもしれません。

そこで、ココストアがどの都道府県にどれくらいの店舗があるのか?2014年3月時点の店舗数についてリサーチしてみました(参照元:都道府県データランキング)。

  • 愛知県・・・58店舗
  • 岐阜県・・・24店舗
  • 三重県・・・10店舗
  • 沖縄県・・・105店舗
  • 茨城県・・・100店舗
  • 熊本県・・・28店舗
  • 大分県・・・17店舗
  • 宮城県・・・15店舗
  • 鹿児島県・・・12店舗
  • 広島県・・・9店舗
  • 栃木県・・・9店舗
  • 宮崎県・・・8店舗
  • 千葉県・・・7店舗
  • 大阪府・・・6店舗
  • 神奈川県・・・5店舗
  • 東京都・・・4店舗
  • 福岡県、岡山県・・・2店舗
  • 静岡県、奈良県、佐賀県、和歌山県、島根県・・・1店舗

総店舗数は、全国で467店舗になります。

本拠地の東海地方よりも、茨城県・沖縄県が多いのが特徴?かもしれません。

そういえば、関東でもチラホラみるような気もします。

ローソンが約5%の株式を保有するコンビニチェーン「ポプラ」の総店舗数は約650店舗ですから、規模的にはココストアはポプラと同じくらい、といえるかもしれません。

ローソンのココストアの買収の背景には、先日発表されたファミリーマートとサークルKサンクスの経営統合によって、店舗数で全国2位から3位に落ちてしまう、という危機感があるとされています。

しかし、コンビニ上位2チェーン(セブン-イレブン、ファミリーマート・サークルKサンクス)に店舗数で5,000店舗以上離されている現状は、500店舗くらいの中堅コンビニチェーンを買収したからといって、なかなか挽回できるものでも無さそうです。

そう考えて調べていくと、ローソンのココストア買収には、「ココストア側の都合」もあることが分かりました。


スポンサード・リンク




ローソンのココストア買収の背景・理由とは

ローソンからしてみれば、ファミリーマートとサークルKサンクスの経営統合によって、思わぬ形で業界3位に転落してしまったわけですから、なんとしても挽回したい!と考えているはずです。

今回のココストア買収も、その挽回策の一環といえると思います。

しかし、ココストアの総店舗数は500程度ですから、「焼け石に水」とも言えるかもしれません。

では、なぜローソンはココストアを買収したのでしょうか。

実は、ココストア買収はココストア側から働きかけていたようです。

それを伝えるのがこちらのニュース↓(一部引用。引用元:読売新聞

コンビニエンスストア中堅のココストア(名古屋市、非上場)が同業の複数の企業に事業の売却を打診していることが5日、分かった。売却先として、業界2位のローソンなどが浮上しており、月内をメドに交渉相手を一本化する模様だ。

民間の信用調査会社などの調べによると、ココストアの2013年5月期の売上高は前期比約8%減の515億円で3年連続の減収と業績が低迷しており、事業譲渡に踏み切る判断をしたものとみられる。

ココストア側から、

「ウチ、買ってくれませんか?」

と他のコンビニチェーンに働きかけていたわけですね。

その理由は、3期連続の減収という業績悪化、ということです。

ココストアとしては、買ってくれるなら買い手のコンビニチェーンは基本的にどこでも良く、一番良い条件を提示した企業に売却するつもりだったと思われますが、

ローソンとしては、ファミリーマート・サークルKサンクスに抜かれた上、セブン-イレブンかファミリーマートにココストアまで買収されては、その店舗数の差がさらに拡大してしまいます。

そのため、ローソンはココストアの買収に踏み切ったのだと考えられます。

つまり、ココストアの買収は、ローソンにとってもココストアにとっても、「良い話」だったということです。

 

業界再編が続くコンビニチェーン業界ですが、ローソンのココストアの買収も、ファミリーマートによるサークルKサンクスの吸収も、その根底にあるのは加熱した出店競争です。

大手3社が中堅・中小コンビニの近くにコンビニを出店しまくった結果、中堅コンビニの業績が悪化し、そのコンビニチェーンを大手が買い取ったり吸収したりしているわけですから、少しおかしな話です。

吸収・買収するコンビニチェーンの業績は芳しくないわけですから、単純に考えれば、買い手のコンビニチェーンの業績は一時的に悪化するはずです。

業界再編で、中堅・中小コンビニの独自性が失われていくのも寂しいですが、大手コンビニが今後どのように競争していくのか?注目です。


スポンサード・リンク




この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で
  • 0
  • 1
  • 0

0 comments