鳩山元首相がクリミア訪問したのはなぜ?注目の発言は?

鳩山由紀夫クリミア訪問

鳩山元総理がクリミア訪問を断行。注目される発言とは。

これまでもイランや中国に訪問して、日本の国益に反する発言を繰り返してきた鳩山由紀夫元首相。

首相在任時にも、

もういいかげんにしてくれ

と思っていた方は多いと思いますが、政界を引退した後も暴れる鳩山首相に対して、

もう勘弁してください!

と思っている方も多いと思います。

そんな鳩山由紀夫氏が、ウクライナから一方的に独立を宣言し、ロシアに編入されたクリミアへの訪問を断行したことが分かりました。

(上記画像引用元:”Hatoyama Yukio 1-3” by Jerry Morrison – File:Robert Gates and Yukio Hatoyama 20090821 1.jpg. Licensed under パブリック・ドメイン via ウィキメディア・コモンズ.)

それを伝えるのがこちらのニュース↓(一部引用。引用元:Yahoo!ニュース

鳩山由紀夫元首相が10日、クリミア入りし、政府を困惑させている。

ウクライナ南部クリミアからの報道によると、鳩山氏は10日、クリミアの中心都市シンフェロポリの空港に到着。地元の親ロシア政府「クリミア共和国」のムラドフ副首相が歓迎した。

鳩山氏はロシアの査証(ビザ)でクリミア入りしたものとみられる。同行筋によると、訪問は10~12日の日程。


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このブログでも、『元首相鳩山氏が検討中のクリミア訪問の目的とは?』鳩山元首相のクリミア訪問について取り上げています。

上の記事執筆当時は、まだ鳩山元首相はクリミア訪問を「検討中」でしたが、ついに日本政府は鳩山氏を止めることはできませんでしたね。

日本政府としては、

「ロシアの一方的なクリミア編入は国際法違反であり、認められない」

という立場ですから、日本の元総理大臣である鳩山氏がクリミアを訪問するとなっては、「日本はクリミアがロシアだと認めた!」とロシアや国際社会から思われてしまう懸念があるわけです。

 

そのような懸念が、今回鳩山氏のクリミア訪問によって実際のものになってしまいました。

鳩山氏は、現地政府である「クリミア共和国」の副首相に空港で「歓迎」されてしまったからです。

ロシアのクリミア編入を認めない立場の日本にとっては、「クリミア共和国」自体も認める立場にありません。

が、元首相である鳩山氏がクリミア共和国の副首相に歓迎され、笑顔で握手するともなれば、

「日本はクリミア共和国を認めた!つまりロシアのクリミア編入を認めた!」

と思われても仕方ありません。

 

日本政府としては、迷惑千万な話ですが、仮にも日本国のトップであった鳩山氏がこのような国益に反する行動を繰り返す理由は何なのでしょうか?

なぜ鳩山氏はクリミアを訪問した?

日本の国益に反すると分かっていて、なぜ鳩山氏はクリミアを訪問したのでしょうか?

直接鳩山氏に真意を確認する他、正確なところは分かりませんが、私は2つの理由があると考えます。

それは、

  • 鳩山氏がロシア政府の影響下にあるため
  • 鳩山氏の自己顕示欲を満たすため

という2つです。

鳩山氏は、ロシア文化フェスティバルという活動組織の日本組織委員会委員長を務めています。この組織・活動はロシアの文化を観劇・コンサートなどで日本に広めるためのまともな活動ですが、問題はその組織委員会。

ロシア側の組織委員会のメンバーには、ロシアの政治家が名を連ねています。

このロシア文化フェスティバルの組織委員会の中で、鳩山氏はロシアの政治家との交流・親睦を深めていった。

こう想像するのは、突飛ではないと思います。

そして、こうした交流のなかで、鳩山氏は徐々にロシア側に立って行った、と考えるのも飛躍し過ぎとはいえないのではないでしょうか。

ロシア文化フェスティバルやこのへんの経緯については、『元首相鳩山氏が検討中のクリミア訪問の目的とは?』で詳しく取り上げていますので、よろしければどうぞ。

 

鳩山氏がクリミアを訪問するもう1つの理由が、自己顕示欲です。

鳩山氏は、これまでもロシア・中国を訪問して、その当時の日本政府を困惑させる発言をしています。

日本の国益を考えるのであれば、そのような発言はしません。では、なぜするのか?

それは、

おれはまだ政治家として影響力がある!

と、世間・世界に示したいからだ、と私は考えます。つまり、自己顕示欲を満たすため。

簡単に言えば、自己満足です。

確かに、鳩山氏はまだまだ政治家としての影響力があります。

今回のような訪問外交で、日本にとって悪い影響を与えることに成功しているわけですから。

しかし、

もうそろそろ勘弁してくれ

というのが、日本の政治家・日本国民の正直なところではないでしょうか。

 

さて、今回の鳩山氏のクリミア訪問で注目されるのが、その発言です。

今回のクリミア訪問は10日から12日の予定で行われますが、その滞在中にクリミアに関する何らかの発言を鳩山氏は行うと思われます。

その発言いかんによっては、日本政府に対応が求められることになります。

たとえば、

「クリミアはロシアのもの」

などと発言すれば、日本政府は一生懸命に

「いや、あの発言は日本政府のものではありません!ただの一個人の発言です!」

と全世界中に向かってアピールするという「火消し」をしなければなくなります。

 

では、鳩山元首相がクリミアで行う発言とはどのようなものでしょうか?


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鳩山元首相のクリミアでの発言

鳩山元首相は、クリミア入りする前のモスクワ現地で、以下のように発言しています(引用元:同上)。

鳩山氏はクリミア入りする前のモスクワで記者団に、クリミア半島で直接住民の意思を確認し、編入の是非について判断していく考えを示した。

その上で「日本には正確な事実が伝わっていない。住民がどういう気持ちでいるかこの目で見たい」と語った。

つまり、

  • クリミア現地住民と交流してロシアへの帰属とウクライナへの帰属がどちらが良いか?良かったか?ということを聞く
  • その上で、自らが考えるロシア編入の是非を判断する
  • 住民がどう考えているか?が一番大事

ということを鳩山氏は言っています。

ロシアによるクリミア編入の是非については、日本としては一貫して「非」、否定的な立場を取っています。

ロシアが一方的に国際法を無視し、ウクライナ政府との合意もなく編入したからです。

しかし、鳩山氏は、国際法遵守よりも、重要なのはクリミア住民の意思だと考えています。

だとすれば、鳩山氏がクリミアで発現する内容は、

「クリミアの住民から直接話を伺ったところ、ロシアへの帰属を皆望んでいた。ロシアのクリミア編入は確かに一方的ではあったが、住民の意思を鑑みると、一方的に編入が悪いことだと決めつけることは出来ない」

などというものになるのでは?と予想します。

 

鳩山氏が住民の全ての意見を聞くことは不可能ですから、クリミア住民との会談・接触は事前にロシア政府によって調整・セッティングされていることでしょう。

そうであるならば、そのクリミア住民は「親ロシア」であることは間違いなく、鳩山氏が聞く「住民の声」もロシア寄りの意見になること間違いなしです。

鳩山氏はクリミア住民の話を聞き、

あ!やっぱりクリミア住民はロシア編入を望んでいたんだ!日本に正しい事実を伝えなければ!

と考え、上のような声明を出すのではないでしょうか。

 

・・・12日までのクリミア訪問で、鳩山氏がどのような発言をするのか?見ものですが、

日本政府としては、鳩山氏に発言それ自体をやめさせる努力を今まさにしていることでしょう。

しかし、訪問をして何も発言をしない、というのは自己顕示欲の強い鳩山元首相にとっては、受け入れられるとは思えません。

何らかの発言をすることになると思います。

その発言が、ロシア政府や世界との新たな火種にならないことを祈るばかりです。

※3月12日追記※
鳩山元首相がクリミアについて下記のように発言しました。予想通りクリミア編入に肯定的な発言です(引用元:Yahoo!ニュース

民主的な住民投票を通じて、どう領土問題が解決されたか納得できた。

住民投票がウクライナの法令にも合致していたことが分かった。

市民が幸せに暮らしている様子を見ることができた。軍事的影響を受けずに住民投票が実施されたのは明確だ。西側メディアは偏っている。

鳩山氏は、クリミア編入はウクライナの法律に基づいた住民投票によって決まり、実際にクリミア住民はそれを望み、今幸せに暮らしている。ロシアへのクリミア編入は納得出来る。

こう言っています。

確かに、そういう側面もあるのでしょう。

しかし、問題はその捉え方が日本政府の立場と全く異なるということ。

元首相の発言は、世界的な影響力がありますから、発言を聞いた外国人は、

「鳩山がああ言ってるけど、あれって日本政府の考えと捉えていいの?」

と思ってしまう可能性があるわけです。

その度に、日本政府は、

「いやいや、違います。あいつの言うことは無視してください!」

と火消しに走る必要があるので、とても迷惑します。

今回の鳩山氏の発言は「納得できた」という微妙なものだったため、それほど大きな問題にはならないとは思いますが、

もうそろそろ隠居して大人しくしておいてほしいものです。


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