大塚家具株価はなぜ上がる?今後の予想は?機関投資家の売却で暴落か。

大塚家具内紛01

大塚家具の株価はなぜ上がる?どこまで上がる?暴落するかも・・・?

社内で内紛が続く大塚家具ですが、その内紛の影響は一般投資家にまで及んでいます。

内紛の決着は、3月27日に開催される大塚家具の株主総会での議決によって行われますが、この議決に勝つために、現社長・大塚久美子氏陣営と元会長・大塚勝久氏陣営で争っています。

両陣営は、保有する株式だけでは過半数に届かないために、他の株主から委任状を貰いうけるための競争、委任状争奪戦(プロキシーファイト)を繰り広げています。

この大塚家具の内紛については、

の記事で、詳細に取り上げていますので、よろしければご覧ください。

(上記画像引用元:”Tokyo Fashion Town” by I, Ryoma35988. Licensed under CC 表示-継承 3.0 via ウィキメディア・コモンズ.)

大塚家具の内紛勃発と、プロキシーファイトが繰り広げられている事実が報道されると、大塚家具の株価は急上昇

連日のストップ高になるなど、「急騰」と言える株価上昇のペースでした。

この記事では、大塚家具の株価について

  • 大塚家具の株価はなぜ上がる?
  • 大塚家具の株価はどこまで上がる?
  • 大塚家具の株価の今後の予想

について取り上げていこうと思います。


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大塚家具の株価はなぜ上がる?

大塚家具の株価は、久美子氏・勝久氏両陣営による内紛が報じられてから、急上昇しました。

大塚家具の株価推移

その様子はYahoo!ファイナンスの大塚家具のページを見れば分かりますが、ここでも大塚家具の株価の推移を整理してみます(データ参照元:Yahoo!ファイナンス)。

  • 内紛・プロキシーファイトの事実の報道前
    →1,015円~1,090円
  • 報道直後(2月26日)
    →1405円
  • 2月27日
    →1,440円~1,705円
  • 3月2日
    →1,812円~2,043円
  • 3月3日(直近の最高値)
    →1,812円~2,488円
  • 3月4日
    →1,680円~1,836円
  • 3月5日
    →1,680円~1,791円
  • 3月6日
    →1,595円~1,724円
  • 3月9日
    →1,739円~2,005円
  • 3月10日
    →1,632円~1,720円

のように、報道後一気に株価が急騰し、その後下がり、下げ止まっている状態です。

では、大塚家具の株価はなぜ内紛の報道に応じるように上がり、急騰したのでしょうか?

大塚家具の株価はなぜ上がる?

大塚家具の内紛の決着は、3月27日の株主総会の議決によって決着します。

そして、その議決は株式に付与されている議決権によって行われます。議決権が行使された数の多い議案が通るわけです。

久美子氏側も勝久氏側も、自ら保有する株式のみでは、過半数(51%~)の議決権を有しないので、議決の行方はそのままでは「その他の株主次第」ということになってしまいます。

それでは困る!

と考える両陣営は、その他の株主から議決に係る「委任状」をもらおうとします。委任状を株主からもらえば、その株主の持っている株式の議決権を自由に行使することが出来るようになります。

ですから、出来るだけ多くの他の株主から委任状を貰って、議決権ベースで過半数を得ようとして両陣営は今頑張っているところだとされています。

この委任状集めの競争のことは、委任状争奪戦、プロキシーファイトと呼ばれています。

このプロキシーファイトの他にも、両陣営が過半数の議決権を得るために行っていることがある、とされています。

それが、

株式の買い集め

です。

大塚家具は東証2部に上場していますから、誰でも自由に市場から株を買うことができます。

そのため、両陣営は市場を通じて株式を買い集めているのでは?との憶測があったわけです。

そのような憶測が一般投資家に広まり、

「創業家が株を買い集めるのであれば、株価が上がるかも。買っとこう!」

と一部の一般投資家が大塚家具の株式を買い始めます。

すると、僅かながら株価が上がります。

もともと大塚家具の株式の取引量は多くなく、このような買い注文による株価上昇も凄く目立ちます。

この株価上昇のチャートを見た他の一般投資家は、

「大塚家具の株価が上がってる。もっと上がるかも!買っとこう!」

と買うようになります。

すると、さらに株価は上がります。最初の上がり幅よりも大きく。

これを見た一般投資家は、

「大塚家具の上がり方は凄い。ホンモノだ。まだまだ上がるかも!?買っとこう!」

とさらに大塚家具の株を買います。

この一連の流れが、大塚家具の株価が急上昇した理由だと考えられます。

大塚家具創業家の久美子氏陣営・勝久氏陣営が、実際に株式の買い集めを行っているかどうかは定かではなく、「行っているかも?」という一般投資家の憶測が、今回の大塚家具株価の急騰のキッカケになったわけです。

 

しかし、このような大塚家具の株価急上昇もどこまでも続くわけではありませんでした。

急騰の最初の方に買った一般投資家や、内紛前からもともと大塚家具の株主だった投資家は、急騰した株価を見て、利益確定の売り注文を入れるようになったからです。

1,000円だった株価が、2,500円近くに急騰したのですから、利益を確定したくなるのも当然です。

実際、大塚家具の大株主である機関投資家米ファンド「ブランデス・インベストメント・パートナーズ」も利益確定の株式売却を行っています。

これを伝えるのがこちらのニュース↓

大塚家具の株を巡り、機関投資家の一部が大量の株を売却していたことがわかった。

大塚家具の株を売却していたのは、アメリカの投資ファンド「ブランデス・インベストメント・パートナーズ」。

大量保有報告書によると、ブランデスは大塚家具の株式の一部を売却していて、今月3日までに株式保有割合は10.29%から4.63%に低下している。

ブランデス・インベストメント・パートナーズは、今回の売却で多額の利益を得ることになったと思われます。少なくとも数億円~数十億円の利益となったはずです。

このような利益確定の売りが入るので、最初の急騰のような一直線の株価急上昇は今後は無い?と思います。

 

株主総会が開催される3月27日まではまだ時間があります。

大塚家具の株価はどこまで上がるのでしょうか?


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大塚家具の株価はどこまで上がる?今後の予想

大塚家具の株価が直近の最高値である2,488円を超えるためには、

再び上昇し、そこでも買いたい投資家が存在する

ということが必要になります。

一方、再び上昇したところで、利益確定の売り注文を入れる投資家は多いですし、その中には株式を大量保有する機関投資家も含まれます。機関投資家が大量の株式を売却すると、株価は急激に下がってしまいます。

このことから、大塚家具の株価は、直近の最高値を天井になり、そこから突き抜けて上がるということは無いのでは?

という見方が出来ます。

つまり、上がるとしても直近の高値である2,488円まで、と私は予想します。

 

そして、今後、大塚家具の内紛の動きについて何か報道があり、

「◯◯陣営、勝利の見通し」

などという内紛の決着を伝えるようなニュースが出回った瞬間に、大塚家具の株価は急落するのでは?と想定できます。

「買い」の材料であった、「創業家による株式の買い集め」が無くなるからです。

大塚家具の内紛と、同社株式の株式市場での動向は、かなり注目されていますから、

このような情報には敏感になっておく必要がありますね。

 

・・・と、大物投資家顔で大塚家具の株価についての今後の予想をしましたが、わたしのこういった予想は、

ほとんど100%の確率でハズレる

ので、要注意です。


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