リブロ池袋本店の閉店の理由・背景とは?

リブロ池袋閉店

リブロ池袋本店閉店で、池袋大型書店ジュンク堂書店だけに!?

池袋にある大型書店の1つ、リブロ池袋本店今年6月に閉店することが分かりました。

それを伝えるのがこちらのニュース↓(一部引用。引用元:Yahoo!ニュース

中堅書店チェーンのリブロが、東京・池袋の西武百貨店池袋本店に構える本店を6月で閉店することが3日、分かった。本店の移転先は不明。

・・・中略・・・

関係者によると「閉店は経営状態とは関係ない」という。西武を傘下に持つセブン&アイ・ホールディングスの鈴木敏文会長の出身企業はトーハンで、出版取次業界では日販のライバル。06年にセブンが西武を買収後は、「いずれは撤退を迫られる」とみられていたという。

池袋で本屋さんに行くとすれば、ジュンク堂書店かリブロですよね。

ジュンク堂書店の方が大きいですが池袋駅から少し歩かないと行けません。雨の日なんかは、駅から外に出なくても行けるリブロ池袋本店に行くよ、という方も多いのではないでしょうか。

6月に閉店とのことですから、少しさみしくなります。

上で引用した記事にも少し書いてありますが、リブロ池袋本店が閉店する理由・原因と背景についてリサーチしてみました。
(上記画像引用元:”Tobu-dept ikebukuro” by User:ITA-ATU – 本人撮影。池袋サンシャイン60展望台から撮影。. Licensed under CC 表示-継承 3.0 via ウィキメディア・コモンズ.)


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リブロ池袋本店閉店の理由・原因と背景

ここでは、リブロ池袋本店の閉店理由について、少し深堀りしてみます。

リブロ池袋本店閉店には、経営状態は関係ない?

リブロの経営成績ですが、2014年2月期(昨年度)には売上高211億円で最終利益も2年ぶりの黒字となったそうです。

ですから、リブロ関係者も取材に対し「閉店は経営状態とは関係ない」と言っているわけですが、本当に経営状態と池袋本店閉店は関係ないのでしょうか?

本屋業界は、Amazonなどのネット本屋に押されたり、電子書籍が徐々に普及したりで、年々その経営規模が縮小しています。

業界13位のリブロも、前期は最終利益を確保したものの、売上高は5%減少しています。

そして、過去2年間の最終利益は赤字だったわけですから、リブロの経営状態は決して良いとは言えません。

上で引用した記事では、

今年2月に松戸店(千葉県)と熊本店を閉める一方、今月、千葉店を開く予定

とありますが、採算性の悪い店舗は閉店し、客足が見込める立地に新たに店舗を構える戦略なのではないでしょうか。

と考えると、リブロ池袋本店も「採算性の悪い店舗の1つ」だったと考えることができます。

実際、池袋の一等地にある西武百貨店のテナント料は、他の店舗に比べて非常に高いことが想像できます。

 

売上高はコレ以上伸びない中で、利益を確保していくためには、利益を圧迫している池袋本店の固定費を削減したい。だから移転する。

リブロ池袋本店閉店・移転の裏には、こういう背景があったのでは?と推測します。

 

さて、引用した記事にもあるように、リブロ池袋本店閉店の理由には、もう一つあるようです。


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セブン&アイ・ホールディングスの鈴木敏文会長がリブロ閉店を迫った?

リブロ閉店理由の憶測として、

西武を傘下に持つセブン&アイ・ホールディングスの鈴木敏文会長の出身企業はトーハンで、出版取次業界では日販のライバル。06年にセブンが西武を買収後は、「いずれは撤退を迫られる」とみられていたという。

というものがあります(引用元:同上)。

少し分かりにくいので、分かりやすく簡単に整理してみます。

リブロは現在、出版取次大手の日販(日本出版販売株式会社)の完全子会社となっています。

そして、リブロ池袋本店が店舗を構える西武百貨店は、2006年にセブン&アイ・ホールディングスが買収していますから、実質上はセブン&アイ・ホールディングスの管理監督のもとに経営されています。

で、セブン&アイ・ホールディングスの現会長・CEOの鈴木敏文氏は、出版取次大手の株式会社トーハン(旧・東京出版販売株式会社)の出身であり、トーハンは、リブロの親会社である日販のライバル企業です。

つまり、現状、リブロ池袋本店は親会社のライバル企業の「陣営」である西武百貨店に出店している、という少し「やりにくい」状態にいるわけです。

セブン&アイ・ホールディングスの鈴木敏文会長としては、

自分の出身会社であるトーハンのライバル企業の子会社が、自分のお店(西武百貨店)に出店しているなんて、何事だ

と思っていて(かもしれない?)、いずれ西武百貨店からリブロを追い出すだろうと言われてきました。

 

「分かりやすく」と言いながら、分かりづらいですね。

誤解を恐れず簡単にいえば、リブロ池袋本店は、

敵陣に本店を構えている

という状況と言えるのかもしれません。

敵陣である西武百貨店に出店していてもやりにくいし、テナント料は高いし、売上は伸びないし、本店の場所って他でも良くね!?

という感じで、リブロ池袋本店の閉店と移転を決めたのかもしれません。

 

・・・と、ここまでリブロ池袋本店の閉店の理由について探ってきましたが、

池袋で大型書店に行くとなったら、6月以降はジュンク堂書店まで歩かなきゃいけない

ことになります。少し面倒ですね。。


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