大塚家具株価、3日連続ストップ高の理由・原因。株価上昇はいつまで続く?

大塚家具内紛01

大塚家具の株価急騰はいつまで続く?

現社長:大塚久美子氏と元会長:大塚勝久氏内紛が続く大塚家具ですが、その株価の上昇が止まりません。

東証では、3営業日連続でストップ高になっています。それを伝えるのがこちらのニュース↓(一部引用。引用元:Yahoo!ニュース

ジャスダック市場に上場している大塚家具の株価が昨年来高値を更新し、ストップ高で2000円を超えた。創業者で父の大塚勝久会長と、娘の久美子社長が経営権を巡り対立。27日の株主総会へ向けた委任状争奪戦(プロキシーファイト)が、投資家に思惑を広げ、株価上昇につながっているようだ。

では、大塚家具の株価急上昇・ストップ高の理由とは何なのでしょうか?

まず、大塚家具株価急騰の理由・原因を探るためには、大塚家具で起きている内紛の経緯とその理由について知らなくてはなりません。

大塚家具で勃発した内紛の経緯とその理由・原因については、『大塚家具内紛はどっちが勝つ?内紛の理由・原因と経緯をまとめてみた。』の記事で詳しく解説していますので、そちらをご覧ください。

ここでは、簡単に大塚家具内紛の経緯を記載していきます。

(上記画像引用元:”Tokyo Fashion Town” by I, Ryoma35988. Licensed under CC 表示-継承 3.0 via ウィキメディア・コモンズ.)


スポンサード・リンク




大塚家具で起こっている内紛の経緯

大塚家具の内紛は、現社長である長女の久美子氏陣営と、元会長である父親の勝久氏陣営に分かれて行われています。

大塚家具内紛の発端と、決着方法

そして、内紛の事の発端は、勝久氏が久美子氏社長の退任を求めたことでした。

元会長である大塚勝久氏は、株主提案権を行使して、

「久美子氏の社長退任と、勝久氏の会長再任」

を求める株主提案を行ったのです。

その結果、今月29日に開催される大塚家具株主総会で、その議題の採決が行われることになりました。

議題の採決は、株式に付与されている議決権行使によって行われます。

つまり、より多くの株式を持っている方が、自分たちの案を通すことが出来ます。

しかし、両陣営ともに、過半数の株式を保有しているわけでは無いので、議決の行方は他の一般株主の議決権行使に影響されることになります。

そこで起こっているのが、委任状争奪戦(プロキシー・ファイト)と呼ばれる争いです。

大塚家具内紛で起こっている委任状争奪戦(プロキシー・ファイト)とは?

株主は、その株式についている議決権の行使を他の株主に委任することができます。

委任された株主は、委任者の株式に付与されている議決権を代わりに行使することができます。この委任をするための書状が委任状です。

両陣営は、自らが持つ株式の議決権では過半数を超える事ができないので、この委任状を集めることに奔走している最中ということです。

この委任状集めの競争のことを、委任状争奪戦(プロキシー・ファイト)と呼びます。

しかし、内紛に勝つために両陣営が行っている行動は、委任状集めだけではありません。

それが、

株式の買い集め

だと考えられています。


スポンサード・リンク




大塚家具株価の急騰・連日ストップ高の理由・原因とは

ここまで書いてきましたように、大塚家具内紛の両陣営とも、3月27日に開催される同社株主総会で自分たちの議案を通すために、

  • 委任状集め
  • 株式の買い集め

を行っていると考えられています。

そして、後者の「株式の買い集め」が、大塚家具の株価急騰・連日ストップ高の理由・原因だと考えられています。

ストップ高の原因は両陣営の「株式の買い集め」

大塚家具の株式は、東証市場に上場していますから、同社株式の売買は基本的に市場内で行われます。

従って、大塚家具内紛の両陣営が株式の買い集めを行う際にも、原則として市場内で行われることになるわけです。

市場外で大量の株式の買い付けを行う場合には、「株式公開買い付け(TOB)」と呼ばれる手続きを取らなければならないことが法律で義務付けられていて、TOBを行う際には世間に告知しなければなりませんが、いまのところTOBの発表はありません。

※TOBについては、『雪国まいたけって上場企業だったのね。米ベインキャピタル系投資ファンドがTOB。』の記事で詳しく説明しています。よろしければどうぞ。

TOBの実施が発表されていない以上、両陣営が株式を買い集めるためには、東証市場を通して買う他ありません。

ただ、実際に両陣営が株式を買い集めているか?は定かではありません。

しかし、一般投資家は、

「両陣営が株式を買い集めているのでは?」

「買い集めをしているなら、株価が上がっていくはずだ」

「株価が上がるなら、いま買っておけば儲かる」

との想定・想像をします。

このような考えを持って市場で大塚家具の株式を買う投資家がたくさんいるわけです。その結果、株価が上がっているのだと考えられます。

では、この大塚家具の株価急騰・急上昇・ストップ高はいつまで続くのでしょうか?

大塚家具株価の急上昇はいつまで続く?

大塚家具の大株主には、米投資ファンドや保険会社が名を連ねています。

今、両陣営はこれらの大株主から委任状をもらおうと奔走し、交渉を重ねている最中だと考えられます。

株式を買い集めるのは、彼らにとって資金の流出を意味しますから、できれば避けたいはずです。急騰した株価はいつか下がりますので。

両陣営の委任状の交渉が進んだところで、何かしらの情報が報道機関に漏れる(漏らす)ことになると予想します。

すると例えば、ロイターなのトップニュース

「大塚家具のプロキシー・ファイト、久美子氏陣営勝利の公算」

などという記事を配信します。

すると、投資家は

「あ、もう株式の買い集めは無いんだな。売ろう。」

と判断します。

すると、株価は下がります。

・・・というように、プロキシー・ファイトの趨勢・どちらが勝つかについて何かしらの情報が流れた時点で、大塚家具の株価は急落すると考えます。

ですから、株価の急騰はいつまで続くか?という質問の答えは、

ニュース次第

ということになります。大塚家具の株式を持っている場合、ロイターなどの速報ニュースには目を光らせておいた方がいいかもしれません。

少なくとも、27日の株式総会までずっと株価が上がり続ける、などということは無いと思います。

 

このように、大投資家のような顔で予想をしてきましたが、

こういう予想を私がするとき、大抵の場合、ハズレます。

だから私は株式投資には手を出しません。出せません。


スポンサード・リンク




この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で
  • 0
  • 1
  • 0

0 comments