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大阪都構想のメリット・デメリットをまとめてみた。あなたは賛成?反対?

      2015/07/25


大阪都構想

あなたは大阪都構想賛成?反対?メリットとデメリットをまとめてみました。

一時期の勢いを失ってしまった橋下徹氏日本維新の会ですが、大阪都構想の実現についてはまだまだ諦めていません。

実際、大阪都構想の実現に向けて橋下氏は着々と進んでいます。

2015年5月17日に大阪都構想の是非を問う住民投票が大阪市で行われることが決定的になっています。

それを伝えるニュースがこちら↓(一部引用。引用元:朝日新聞

大阪市をなくして五つの特別区に再編する大阪都構想が、住民投票で決着することになった。大阪府・大阪市の首長と議員でつくる法定協議会が13日、都構想案を決定。賛成した大阪維新の会と公明党で府・市両議会の過半数を占め、3月に議会で可決されることが確実になった。住民投票は5月17日に実施される見通しだ。

私個人の勝手なイメージですが、大阪都構想の実現に向けた投票はもう少し後にずれ込むかな?と思っていました。

大阪都構想の決着は案外早そうです。

大阪都構想の住民投票(2015年5月17日実施予定)まで、あと2ヶ月あまりとなりましたが、大阪市民の間では十分な議論や情報の提供が行われているのでしょうか?

今後、橋下徹氏率いる日本維新の会と、反対派である自民党大阪府支部連合が、それぞれ大阪市民に対してアピールをしまくることになるのでしょう。

さて、この記事では5月に決着の付く大阪都構想のメリット・デメリットについてまとめて、最後に橋下徹氏が大阪都構想を実現したい本当の狙いについてお話ししたいと思います。

(上記画像引用元:”橋下徹の応援演説” by 雪融投稿者自身による作品. Licensed under CC 表示-継承 3.0 via ウィキメディア・コモンズ.)


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大阪都構想とは?分かりやすくざっくり解説してみる

大阪都構想のメリット・デメリットについて整理する前に、大阪都構想とは何なの?という点についてざっくりと整理してみます。

現在の大阪府は、大阪府の下に大阪市とそれ以外の市町村がぶら下がっており、さらに、大阪府の中心都市である大阪市にはその中に区がぶら下がっている体制です。

そして、大阪市には権限と財源が集中し、大阪市長の権限と発言力は大阪府知事と同等と言っても良いレベルにあります。

また、そのため、「大阪府と大阪市で二重行政になっている」との指摘があり、大阪府知事と大阪市長の意見が対立した場合になかなか政策が進まない、といった問題が生じてきました。

大阪都構想とは、大阪市を5つの特別区に分け、その上に大阪都を置くという構想です。

つまり、大阪都の下に5つの特別区とその他の市町村がぶら下がっている体制になります。その結果、大阪市は無くなり、当然ですが大阪市長という存在も無くなります。そして、大阪府知事は大阪都知事になります。

非常にざっくりとした感じですが、これが大阪都構想のイメージです。

では、次に大阪都構想のメリット・デメリットについて整理します。

大阪都構想のメリット・デメリットまとめ

大阪都構想のメリット・デメリットをまとめるにあたっては、

を主に参照しました。どちらも見やすいサイトです。

が、いかんせん長いのでこの記事でメリット・デメリットを箇条書きにしてまとめてみます。

大阪都構想のメリットと賛成派の意見

はじめに、大阪都構想のメリットを箇条書きにしてみます。

  • 現状では大阪府知事と大阪市長の2人がそれぞれ広域行政を担当していて、長期的視野にたった広域行政・経済成長戦略の実行が困難だが、大阪都知事に権限を集中することで、長期的な成長戦略を立案し実行することが出来る。
  • 二重行政が解消して、財政健全化が進む
  • 特別区区長の権限を強化することで、行政が迅速化し住民サービスが向上する
  • 東京一極集中が解消して、日本の経済に活気を与えることが出来る
  • その他、大阪都に権限を集中させることで、様々な政策を迅速に立案・実現していくことができる

このように、大阪都構想のメリットの根幹にあるのは、「二重行政の解消」「大阪都知事の権限強化」です。

また、大阪都構想の特徴は、「大阪都知事への権限集中」と「特別区区長の権限強化」だと言えます。

身近な例であれば、これまでは大阪市民の要望を区長に伝えても、区長には決定権が無いので、区が大阪市・大阪府にお伺いを立て決定してもらい、それからやっとその要望が実現される、と言う風に行政サービスの遅滞化が問題になっていました。

大阪都構想が実現すれば、大阪市を5つの特別区に分けてそれぞれの特別区長の権限を強化するため、より迅速な住民サービスを提供することが可能になる、と考えられています。

この点については、こちらのWebマンガが分かりやすく、おもしろいのでおすすめです。

また、現状では、大阪府知事の権限・影響力と大阪市長の権限・影響力が拮抗していて、これまで大阪では事ある度に、両者が対立してきました。

そのため、大阪全体として長期的な視野に立った政策を立案・実行していくことが難しかった、という経緯があります。

現在は、松井大阪府知事と橋下大阪市長が共に日本維新の会ですから、当然、政策も一致していて行政や改革をしやすい状態にあります。

しかし、別の府知事・市長に今後なった場合に、大阪の政治が遅滞するという事態になることが考えられます。

大阪都構想が実現されれば、大阪都知事に権限が集中するため、このような対立が生じ得ず、大阪の政治が円滑に進んでいくと考えられています。これも大阪都構想の大きなメリットの1つです。

また、大阪都知事に権限が集中することで、大阪の成長戦略を立案・実行を大々的に行う事ができるため、次のような政策を実現できると橋下氏は考えています。

  • 大阪を国際エンターテイメント都市にする
  • 大阪万博の実施
  • カジノ誘致
  • フォーミュラE誘致
  • ・・・・etc,

などなど、強化された権限を持った大阪都知事の下、トップダウンで大阪の成長・発展をしていくことが出来る、と日本維新の会は主張しています。

これも、大阪都構想のメリットと言えるかもしれません。

以上、大阪都構想のメリットをまとめれば、

「二重行政を解消することで財政難の解消、行政サービスの改善・迅速化を達成し、大阪都知事に権限を集中することで、大阪をさらに成長させていく」

というふうになるかと思います。

このように、大阪都構想のメリットだけに着目すると、

大阪都構想、ええやんけ!

となりますが、物事にはオモテウラがあるので、デメリットもたくさんあるようです。

大阪都構想のデメリットと反対派の意見

大阪都構想推進派の日本維新の会に対して、自民党大阪府支部連合は徹底的に反対の姿勢です。

様々なデメリットを示し、大阪都構想に真っ向から反対しています。

まず、大阪都構想のデメリットを箇条書きにしてみます。

  • 「大阪都構想実現で二重行政が解消することによって、年間4,000億円の支出節約になる」との主張があるが、実際には検証したところ支出節約効果は30億円程度と、効果は限定的。
  • 一方、都構想実現にかかる費用は800億円と莫大な金額。
  • 二重行政は、大阪都にしなくても解消する。府知事と市長が連携すればよい。
  • 都構想の実現であらたに5つの特別区が作られ、それぞれに議会・教育委員会等を作る必要があり、議員の数も増えてしまう。
  • 住所が変わるため、企業・住民に負担になる。
  • 財政難は都にしなくても解消可能
  • 特別区ごとに住民サービスの格差が出るし、手続きが煩雑化する。

などなど、デメリットを挙げ出したらキリがありませんよ!というのが、自民党大阪府支部連合のスタンスです。

反対派の主張の根幹にあるのは、

今のままの制度でも、大阪の改革は出来る

という考え方です。徐々に改善していけばいいじゃないですか、というものですね。

確かに、住民サービスの向上・迅速化は、別に都構想を実現しなくても、コツコツとやっていけそうですし、

二重行政の解消によって本当に年間4,000億円の支出が節約できるの?という疑問はもっともです。

いままで4,000億円も無駄なものに使っていたの?本当に?

という話になるからです。さすがに政治家・公務員もそこまでバカではないのでは?と思うからです。

 

ただ、「二重行政は、大阪都にしなくても解消する。府知事と市長が連携すればよい。」という反対意見の、「府知事と市長が連携すれば良い」というのは理想論であり、実際これまで対立があったことを鑑みると、難しいのかな、と考えます。

 

と、ここまで大阪都構想のメリット・デメリットを整理してきましたが、

ここで、橋下徹氏が大阪都構想になぜココまで拘るのか?という点について分析してみます。


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大阪都構想の本当の目的

大阪都構想についてメリット・デメリットをまとめてきましたが、印象としてはデメリットの方が大きいのでは?と私は考えます。

それ、都にしなくても改善できるんじゃないの?

というポイントが結構あるからです。

ですが、橋下氏は大阪都構想に向けて猛烈に進み、異常なまでにこだわっています。その理由は何でしょうか?

その理由は、

橋下氏は、大阪都知事としての強権を発動して大阪を大変革したいから

というものだと私は考えます。

 

橋下氏が大阪府知事になった際、当時の大阪市と対立したという経緯があります。

その経験から、「このままじゃ大阪に変革は起こせない」と考えたのではないでしょうか。

大阪市長という府知事(都知事)に匹敵する力を持つ存在を消し、大阪都知事に権力を集中させる。

そして、自分が大阪都知事になって、大阪をドラスティックに変革しまくる。

橋下氏は、コレがしたいのだと思います。

 

また、大阪「都」構想には、東京に対するライバル心も見え隠れします。

いつまでも、大阪が東京に次ぐ2番手の都市でいる、ということに我慢できないのではないでしょうか。

だから、大阪府ではなく大阪「都」にして、日本にはトップの大都市が2つあるという認識を持たれたいのでは?と

考えます。

 

さらに言えば、大阪都構想を実現し、自ら大阪都知事として改革の手腕を振るって成果・実績を出したあとは、国政でも同じようなことをするのではないか?と予想します。

つまり、

内閣総理大臣の座を淡々と狙っている

のです。大阪都構想の実現とその後の改革の実行は、内閣総理大臣に向けた布石となるわけです。

そして、大阪の次は、日本を改革していく。

橋下氏は、ここまでイメージが出来ているのではないでしょうか?

 

橋下氏が大阪維新の会を立ち上げ、国政に参戦した当初、

橋下氏への国民の期待は相当なものでした。

大阪都構想を実現し、実際に大阪を成長・発展させることに成功した場合、

再び、橋下氏への期待は急激に高まることになります。

そうすれば、国政選挙での過半数での勝利も見えてきます。

橋下氏は、政治家としてはまだまだ年齢が若いですから、これくらいの長期的なビジョンを持っていてもおかしくありません。

 

大阪都構想の住民投票(5月17日)が近づくにつれ、橋下氏のメディアへの露出も増えてくると思いますから、

橋下氏の動向に注目したいです。

個人的には、大阪都構想という大実験を見てみたい、その後に橋下氏が大阪をどうやって大躍進させるのか?を見てみたい気がします。

あなたはどう思われますか?


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 - 社会・政治経済

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