西川農相は木材加工会社テクノウッドワークスの顧問だった!

社会政治経済

テクノウッドワークス顧問報酬実質的な献金!?

違法献金が疑われていた問題で先日辞任した西川元農水省大臣ですが、新たに問題となる事実が判明。

西川元農相が落選中の2009年と2010年に栃木県鹿沼市の木材加工会社「テクノウッドワークス」は、国から総額5億3,100万円の補助金助成を受けていましたが、

その当時、落選中の西川元農相はテクノウッドワークスの顧問役員だった

という事実です。

テクノウッドワークス顧問としての活動の実体がなければ、同社からの顧問報酬は実質的な政治献金とも考えられ、その報酬の見返りとして補助金助成決定に西川元農相が力添えをした疑いが持たれています。

これについて取り上げているのが、こちらの記事(一部引用。引用元はこちら

後藤議員は、西川農水大臣をめぐっては

(1)補助金受領社の1年以内の献金に当たる可能性のある、農林水産省の補助金の交付が決定した「製糖工業会」の運営するビル管理会社「製糖工業会館」からの寄付

(2)安愚楽牧場の収支報告書には誤記載があったのではないか

(2)国と委託関係のあるファームコンサルティングから献金を受けていたのではないか

(3)林野庁の補助金を受給した木材加工会社「テクノウッドワークス株式会社」からの2012年の300万円の献金

(4)同社からの2013年の100万円の献金

(6)同社からの2009年の100万円献金

(5)同社の顧問に就任して報酬を得ながら実質的には何をしていたのか、実質的な寄付に当たるのではないか

――の7つの疑惑があるとして、その事実関係などについて西川大臣を追及。

西川元農相の政治団体に対する直接的な政治献金だけでなく、木材加工会社テクノウッドワークスから受け取っていた顧問報酬も、実質的な寄付なのでは!?という疑惑です。


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西川元農相の違法献金問題を分かりやすく整理してみる

西川元農相の違法政治献金については、こちらの記事『【西川農相献金問題】辞任!?木材加工会社に続き砂糖業界からも違法献金を受け取る』で詳しく取り上げていますが、ここでもそれぞれの献金について整理してみます。

まず、国から補助金助成の決定通知を受けた企業は、その通知から1年間は政治献金を行うことを禁じられています。

逆に、補助金を受ける前の政治献金は禁止されていません。

最初に、テクノウッドワークスから受け取った2012年の300万円の献金から見ていきます。

2012年の300万円の献金は完全に違法?

2012年は、自民党政権に既になっていて、西川元農相も国会議員に復帰しています。

コトの経緯は以下の通りです。

  • 2012年5月、テクノウッドワークスは国からの7億円の補助金交付が決定
  • 2012年9月、テクノウッドワークスが西川元農相に300万円の政治献金

政治資金規正法は、企業が補助金交付決定通知を受けてから向こう1年間の政治献金をすることを禁じています。

テクノウッドワークスが2012年5月に補助金交付決定通知を受け取ってから1年間、つまり2013年6月に入るまでは、政治献金は禁止されていたわけです。

しかし、実際には4ヶ月後の2012年9月に西川元農相に対して献金を行っていた。

この300万円については、政治資金規正法違反で法律違反だと判断できます。

これについて、西川元農相は「返金したから問題ない」と言っていますが、それは、

万引き犯が万引きした商品を店に返して、

「返したから問題ない」

と言っているのと同じです。

警察・検察が動き出さないのか、不思議です。

次に、2013年の100万円の献金

2013年の100万円献金は社長名義だからOK?

2013年1月には、テクノウッドワークス名義ではなく、同社社長名義で西川元農相に100万円の政治献金が行われています。

政治資金規正法が規制しているのは、補助金が交付される企業からの献金であって、別人格である社長からの献金は禁止していません。

そう考えると、社長名義の献金100万円は、法律的には違法とは言えなさそうです。

しかし、端からみれば

どっちも同じだろバカ

という感じは否めません。

社長名義で献金したからOKでしょ!と弁明し、国民の目を誤魔化せると思っているところが、終わっています。

国民を馬鹿にしています。

 

次です。


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2009年の献金100万円は補助金交付決定「前」だから問題ない?

西川元農相は落選中の2009年にもテクノウッドワークスから100万円の政治献金を受け取っています。

そして、2009年末にテクノウッドワークスは補助金交付決定を受けています。

ただ、政治資金規正法が規制しているのは、補助金交付決定通知「後」1年間の政治献金であって、決定通知を受ける前の政治献金は禁止していません。

そう考えると、2009年の献金100万円は違法とは言えなさそうです。

しかし、他の献金と補助金助成決定のタイミングを考えると、この2009年の政治献金についても、

西川元農相が補助金助成に関して何らかの働きがけをする見返りとしての性質を持っている、との疑いを持たれても仕方ありません。

 

最後に、西川元農相がテクノウッドワークス社から受け取っていた顧問報酬について

西川元農相が受け取っていた顧問報酬は、実質的な寄付?

引用した記事によれば、西川元農相は落選中の2009年前後、テクノウッドワークス社の顧問役員を務めていたようです。

顧問であれば、顧問役員報酬を受け取っていたはずです。

もちろん、同社の顧問としてきちんと動いていれば、問題は小さいのでしょうが、形式的に顧問にして顧問報酬を支払っていたとなれば、話は別です。

西川元農相は長年国会議員を務めていて、農水族として農水省に大きな影響力を持つ人物ですから、

落選中であっても、その人脈と影響力をもってすれば国の補助金助成先の選定に関して、何らかの働きかけをすることは十分に可能だったはずです。

そのような人物を顧問として囲い込めば、補助金助成に関して有利になるはず!

と、テクノウッドワークスが考えていた、と想像するのは自然なことです。

実際、西川元農相が顧問だった2009年と2010年に、テクノウッドワークス社は国から5億3,100万円もの補助金を受け取っています。

西川元農相がテクノウッドワークスの顧問だったという事実と、その期間に同社が多額の補助金助成を受けていたという事実が全く関係が無い、と考える方が不自然ではないでしょうか。

むしろ、端から見れば

完全に癒着している

と思われてもしかたありません。

 

・・・と、西川元農相とテクノウッドワークスの献金について整理してきましたが、

どのような印象を持たれたでしょうか。

おそらく、ほとんどの方が、

アウトだろ、コレ

と思われていることと考えます。

 

ということは、世論も「西川はアウト」と考えている、ということです。

このような世論、雰囲気を読んで、西川元農相は辞任したのだと思います。

コレ以上騒動を大きくしては、安倍内閣への悪影響が拡大してしまいますからね。

安倍内閣としては、遅くなってしまったが「トカゲの尻尾切り」を断行した形になりました。

 

西川元農相本人は、全く悪びれず

辞任した西川元農相ですが、全く悪びれることもない様子を周囲の人間に漏らしているようです。

それを伝えるニュースが、こちら↓(一部引用。引用元:Yahoo!ニュース

辞表提出後、首相官邸を出た西川氏は、朝日新聞の取材に対し「違法行為は全くないのに、いろいろ迷惑している」と不満を口にした。

辞任の理由については「(内閣に)迷惑かけるわけにいかない」と説明。

私は潔い男だから。つまらんことで同僚の大臣がいじめられないように。私が連鎖を断つという気持ちですから」

と淡々と語った。

と、反省している様子は無い模様です。

「違法性は全くない」と考えているあたり、凄い度胸です。

そして、

私は潔い男だから。

と意味不明の言葉。

辞めてもらって本当に良かったです。

 

本人に違法性の認識がなかろうと、本人が自分のことをいくら「潔い男」だと考えていても、世間は

西川はアウト

と考えているわけです。

利権にズブズブの政治家

という印象をこれから先ずっと持たれることになるはずです。

 

議員辞職まで西川議員が追い込まれるのか?は分かりませんが、少なくとも次の選挙では落選して欲しいものです。


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