【西川農相献金問題】辞任!?木材加工会社に続き砂糖業界からも違法献金を受け取る

社会政治経済

西川農相、木材加工会社に続き砂糖メーカーからも違法性献金!?

第2次安倍政権では、うちわ問題で松島みどり氏が法相を辞任した以外、目立った不祥事は無かったかと思いますが、

ここに来て農水大臣である西川公也氏違法献金を受け取った過去があるとして、問題になっています。

先週の時点では、栃木県鹿沼市の木材加工会社からの違法性献金だけが報道されていましたが、今日、新たに過去に砂糖業界の団体である「製糖工業会館」からの違法献金を受け取っていた事実が判明しました。

それを伝えるのがこちらのニュース↓(一部引用:引用元はYahoo!ニュース

西川公也農相の政党支部が2013年7月、砂糖メーカーの団体「精糖工業会」(東京都千代田区)の運営するビル管理会社「精糖工業会館」(同)から100万円の献金を受けていた問題で、西川氏は17日の閣議後記者会見で「農相という職責にかんがみて、いささかも疑問を持たれないように、今朝、返金した」と述べた。

・・・中略・・・精糖工業会は同年3月、農水省の「さとうきび等安定生産体制緊急確立事業」で13億円の補助金交付が決まっていた。政治資金規正法は国の補助金の交付決定から1年間の政治献金を禁じている。

政治資金規正法が「国の補助金交付決定から向こう1年間は政治献金をしてはいけない」と規定している理由は、

補助金の見返りに政治献金を要求する、もしくは、政治献金をもらう見返りに補助金の交付をする、というような賄賂のような取引を防止する趣旨だと考えられます。

西川農相は、栃木出身の農水族議員ですから、農業関連の補助金交付先の決定に何らかの影響力を確実に持っていた、といえます。

ですから、補助金が欲しい企業や団体は、農水族である西川農相に近づき、便宜を図ってもらおうとする構図は容易に想像できます。

 

このように、誰でも「それって賄賂なんじゃないの?」と疑う状況ですが、西川農相は、「違法性は無い」と言っています。

その根拠は、補助金の交付を受けた企業が直接西川農相に献金をしたのではなく、企業の関連企業が献金したからです。

確かに、上で引用した記事をよく読むと、「製糖工業会」が直接献金したわけではなく、製糖工業会が運営する別企業・別法人であるビル管理会社「製糖工業会館」が西川農相に献金した、と書いてあります。

「献金してくれたのは、補助金を受け取った企業じゃないから、問題ないでしょ」

というのが西川農相のロジックです。

端から見れば、

「どっちでも同じじゃねぇか。」

と思いますが。政治家の先生の論理では違うのでしょう。

まぁ、そういうものなのでしょうか。形式上は問題なさそうですが。。。


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念の為、先週発覚して報道された木材加工会社の献金についてのニュースも引用してみます(一部引用、引用元:Yahoo!ニュース)

西川公也農相の政党支部「自民党栃木県第2選挙区支部」が2012年9月、選挙区内にある栃木県鹿沼市の木材加工会社から政治資金規正法違反の疑いが強い300万円の献金を受けていたことが分かった。同社は献金4カ月前の同年5月、国から7億円の補助金交付が決定したが、同法は国の補助金の交付決定通知から1年間、政治献金を禁じている。

・・・中略・・・同社は西川氏の政党支部に300万円を献金し、同年11月に交付金を受領後、翌13年1月30日には社長名義で別途100万円を献金。

木材加工会社の方の献金は、補助金を受けた企業自体が補助金交付決定通知から1年以内に献金をしていますから、完全に違法でしょう。

その300万円の献金の後に、社長名義で100万円の献金をしています。これについては、補助金を受けた木材加工会社と社長は別人格であるため、形式上は違法性はない、といえそうです。

なぜ、会社名義で献金した後、会社名義ではなく社長名義で献金したのでしょうか?

完全に想像ですが、こんなやりとりがあったのかもしれません↓

「社長、こないだの献金ありがとうございました。ただ、あれ、少し問題があって、今度は社長名義でお願いしますよ」

「そうなんですか、分かりました。今後ともよろしくお願いします、先生。」

みたいな。


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このように、状況を見る限りでは、補助金交付決定に関して、何らかの便宜を図ったのでは?との疑いをかけられてもおかしくありません。

政治家は、その影響力の大きさから、癒着や賄賂が疑われるような関係や取引を持つべきではないと思いますが、今回の西川農相の違法献金問題は、その点で超ルーズだったと言えるでしょう。

「こんくらい、大丈夫でしょ!?」

みたいな。

 

さらに西川農相の献金問題をリサーチしていくと、別件で毎日新聞の記事が見つかりました。

それがこちら↓(一部引用、引用元:毎日新聞

西川公也農相の政党支部が国の補助金を受ける木材加工会社から2012年に政治資金規正法違反の疑いが強い献金300万円を受けていたことが判明したが、同支部は09年にも同社から100万円の献金を受け、同社は同年末にも同様の補助金交付決定を受けていた。

2009年にも、同じ木材加工会社から西川氏に対して献金があった事実があり、これについては、献金後に補助金の交付が決定しています。

政治資金規正法が禁じているのは、「補助金交付決定通知後1年間の政治献金」であって、補助金交付前の政治献金は禁じていません。

法律が禁止しているのは、

「先生、こないだは補助金を下さりありがとうございました。これはお礼です。お受け取りください!」

というものです。

2009年の木材加工会社による西川農相への献金は、

「先生、今度の補助金交付、是非なんとかウチにお願い致します。あ、コレ、献金です。他意はありませんがお受け取りください!」

というものです。

・・・結局は、どっちも同じじゃねぇか!!

と思うのですが、後者を規制してしまうと、本当に他意のない献金が、補助金の交付によって違法になってしまうから、禁じられていないのでしょう。

 

いずれにせよ、西川農相と業界団体・企業の間柄は近すぎと考えます。

仲良すぎです。

 

やるなら、もう少しうまくやって欲しいものです。

個人的に、企業が政治家と仲良くして便宜を図ってもらおうとするのは理解できます。賄賂はいけませんが。

 

一番悪いのは、このような政治と金の問題で、政治のリソースと報道のリソースが食いつぶされることです。

政治も報道も、もっと他にやるべきことがあるはずですので。


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